ん道の 冷やかし楽し マムシ封じ

 

■福力荒神社の大祭

 

 「福力荒神社大祭」は、毎年旧正月の一日から三日まで開催される。

祭り当日JRでは、姫新線の小さな無人の大崎駅に職員を派遣し、臨時列車の運行や快速を臨時停車させるなどの対応で参拝客の利便を図っている。普段は利用する客も少ない駅が、この日ばかりは大賑わいだ。

又最寄りの国道179号線沿いの空地や休耕地などには、沢山の臨時駐車場が出来る。

 

福力荒神社の大祭

福力荒神社の大祭

福力荒神社の大祭

 

福力荒神社の大祭

福力荒神社の大祭

福力荒神社の大祭

 

 駅から続く普段は静かな田圃道に、その数、百とも二百とも言われる露店が並び、その間を神社に向かう人々の列は途切れることがない。露店の多さは西日本では一二を争うものだ。

たこ焼き、たい焼きの定番は勿論、日用品や刃物、工具、農機具、野良着、植木や苗木など、農耕地帯らしい露店に混じって墓石まで並ぶ様に、これを目当てに参拝する人も少なくは無い。

 

 素戔嗚尊が御祭神と言う「福力荒神社」は、ご鎮座が1403年と伝えられている。

昔から地元住民の信仰も篤く、時の津山藩主・森忠政は娘の安産を祈願した。

又家臣がマムシにかまれ祈願したところ神助を受けたことなどから、何時しかここは安産と子授け、マムシ除けの霊験新たかな神社として知られるようになった。

 

福力荒神社の大祭

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福力荒神社の大祭

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福力荒神社の大祭

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この三が日、地元の小学校は休校となる。

校庭が臨時の駐車場に成り使えなくなることや、女子児童の何人かが巫女となり、舞を奉納し社務所でおみくじ販売などの手伝いをしたりするからである。

県北最大の都市・津山市の人口は10万人余りである。

その郊外の「美作国の小さな鎮守様」には、三日間の大祭期間中、地元を初め近郊・近県から、市の人口を遥かに超える善男善女が参拝に訪れるという。

 

福力荒神社の大祭

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福力荒神社の大祭

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福力荒神社の大祭

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福力荒神社の大祭

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福力荒神社の大祭

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■交通案内

 

■ JR姫新線「美作大崎駅」(津山から約10分)下車 徒歩で10分

■ 中国自動車道 津山IC下車 国道53号線から国道179号線経由 車で10分(約4Km

 

 

 



 

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