ガラッパ、田の神、口裂け女、すねこすり・・・あっちにも、こっちにも、いるいる、妖怪たちがいる。
勿論、ゲゲゲの鬼太郎、目玉おやじを始め、ねこ娘、ねずみ男等の仲間達もいる。
ここ境港は、妖怪ワールド、妖怪の町で、町中に妖怪達が溢れている。
妖怪神社と記念館
カランコロン通りの角に有るのが、河童たちが浅い水辺で遊ぶ「河童の泉」だ。
カッパの三平や小便小僧、ねずみ男、悪魔くんなどのキャラクターが水辺のオアシスで遊んでいる。
ここは観光客に取っては、水辺の憩い場でもある。
泉にコインを投げ入れると、何か良いことがあるらしい。
そこから100メートル歩くと、世にも不思議な「妖怪神社」が有る。
節目の2000年1月1日午前0時に落成入魂された妖怪たちのふるさとだ。
入口には目玉おやじがくるくる回り、一反木綿の鳥居を潜ると、妖怪念力棒が鎮座している。
パワーが頂けるらしく、10周年を迎えて最近では、何組かの結婚式も執り行われたらしい。
大正川の流れる「しげるさん通り」を超えると、左側にシンボル的存在の「水木しげる記念館」が有る。
「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親・水木しげるの集大成、妖怪達が勢揃いしている。
ここでは妖怪に留まらず、水木作品の数々が揃い、紹介されている。
ファンにとっては、この上なく妖怪たちに近付き、触れ合え、水木ワールドを堪能できる場所だ。
水木しげるロード
境港駅前から、本町の水木しげる記念館に向けて伸びるのが「水木しげるロード」である。
平成5(1993)年、昭和レトロな商店街の、妖怪をモチーフにした活性策として誕生した。
同市出身の漫画家・水木しげるの協力を得て、代表作「ゲゲゲの鬼太郎」を中心とした妖怪像が設置された。
今では、凡そ1qの道のり両側には、様々な妖怪たち139体のオブジェが観光客を出迎えてくれる。
発足当時は、僅か23体の像に過ぎなかったそうだが、その後徐々に増えていった。
近頃では、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」放送の影響も有り、全国的に知名度が高まった。
訪れる観光客もうなぎ登りで、それを目当ての商店や食事処等も増え、商店街は活気付いている。
JR境線にラッピング車両を走らせる、タイアップ事業の効果も大きいらしい。
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