大湊線で 会津藩の悲劇 斗南藩士上陸の地を訪ねる
青い森鉄道
青森駅と目時駅の間を、27駅、121.9qで結ぶ第三セクター方式の鉄道。
東北新幹線の森岡―青森間の開業に伴い、並行在来線としてJR東日本から経営分離され設立された。
嘗ての東北本線で、青森県内は同社が、岩手県内はIGRいわて銀河鉄道が運営している。
JR東日本・大湊線
青森県上北郡野辺地町の野辺地駅と、むつ市の大湊駅の間を、11駅、58.4qで結ぶ路線。
下北半島の陸奥湾側を縦貫し、「はまなすベイライン大湊線」という愛称が付けられている。
同社の路線としては、唯一、自社の他路線と接続しない孤立路線である。
斗南藩(となんはん)
戊辰戦争に敗れ、領地を没収された会津藩が、明治2(1869)年11月に許され、再興で出来た藩。
翌年4月から、旧藩士らは、陸路或は海路を辿り移住を開始したが、苦難の道程であった。
立藩が赦された地は、過酷な寒冷地で、田名部川と大湊湾により形成された三角州性低地であった。
新潟港から、新政府借上げの米蒸気船・ヤンシー号により、1800名が当地の沖に到着した。
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